「よお来たな」

移住して間もない頃、地域のお父さんがかけてくれたこの一言。
あのときのぬくもりを、今でもはっきり覚えています。

信太の人たちは、まるで家族のようにあたたかく迎えてくれました。
それでいて、どこかさっぱりしている心地よさ。
暮らしているうちに、暮らしの知恵やおもしろい昔話を教えてもらったり、
季節ごとに変わる風景に見とれたり……。
何気ない日々のなかに、じんわり良さがにじんできます。

山や田んぼに囲まれて、昔から人の営みが続いてきた場所。
人と自然に寄り添いながら、少しずつ、自分の暮らしが形になっていく。
そんな日々が味わえる場所です。

信太の木

コミュニティスペースつむじ

風や水の“つむじ”のように、人やアイデアが自然と集まり、人生の“つむじ風”のような出会いや転機が生まれる場所になりますように。

信太地区の古民家を活用した、地域と人をつなぐコミュニティスペース「つむじ」。子育て・地域づくり・しごとのアイデアが交わり、誰もが安心して集える場です。地域資源を生かした体験や交流、小さなしごと(なりわい)の芽が育つ拠点を目指しています。人や想いが自然と集まり、新たな風が生まれる“つむじ”のような場所に。

私たちが信太をご案内します

地元のお父さんや移住者、地域おこし協力隊。みんなで一つの緩やかなチームで楽しく生活・活動しています。暮らしや移住に関すること、何でも聞いてくださいね~!

信太の人々

信太の見どころ

  • 神社、お寺
    信太神社
    信太の鎮守として、古くから地域に愛されてきた神社。境内には五柱の神様が祀られており、五柱になぞらえてか、周囲には5本の大木が立っています。古くからの信仰と自然が息づく、信太に根ざした心のよりどころです。
  • 自然
    嵯峨の滝
    嵯峨天皇が休憩したとの言い伝えが残る滝。昔、修験道の修行僧、山伏が修行したとか。有志で環境再生を行い、九重区民が清掃したりとみんなにとって愛着のある場。
  • 遊べる
    たまご絵本館
    2022年開館、たまご型の木造平屋が目印の無料絵本館。約1,300冊の絵本や飛び出す絵本、読み聞かせ・折り紙教室など、親子で楽しめるあたたかな空間です。
  • 遊べる
    橋本市エコパーク 紀望の里
    ごみ焼却の余熱で運営されるお風呂と、新鮮野菜の直売所が併設された施設。温泉浴後は地元産の旬の野菜や加工品を購入できます。瓜の古漬けが絶品!
  • 地域の集いの場
    橋本市農業構造改善センター
    盆踊りの練習に、郷土料理づくり、手仕事もいろいろ。壁には、みんなの想いがぎゅっと詰まったカラフルな壁画アートも!のぞけば、ほっこりあったかい気配が漂う、信太の大事な拠点です。
  • 泊まる
    SHINODA BASE
    学校にお泊まり!? 思い出つくる体験型キャンプ場。143年の歴史ある小学校が、自然満喫スポットに変身しました。バーベキュー、星空、卓球台や図書室など学校内でも遊べます。
  • 地域の集いの場
    北谷商店
    信太地区で唯一の商店。昔むかし、竹尾や嵯峨谷から山を降りてきた人たちが、ここで喉を潤し、ひと息ついていたそうです。今も変わらず、地域の人に寄り添う、あたたかくて大切な場になっています。
  • 歴史、文化
    一本杉
    弘法大師がインドから呼び寄せた水神である善女竜王が祀られており、水不足の際は、山頂に登り、雨乞いの儀式が行われる地。

どこにある?

信太地区がある和歌山県橋本市は大阪府と奈良県のちょうど県境に位置しています。かつては高野山への参詣者が通過したり修験道にもゆかりがあったりと、古くから人が往来する場所でもありました。

今でも和歌山市や大阪難波から約1時間とアクセスが良く、様々な人が行き交うことで様々な文化が混じり合い、今の信太の価値観を形成しています。